『プログラム』や『数学』『物理』の記事を書けば書くほど、
なぜだか『ピアノ』が弾きたくなってきまして。
楽器といえば、
20代前半に『ギター』をちょっとやっていたのですが、
『ピアノ』はなかなかハードル高く、
何度か挑戦してそのたび挫折していたのですが、
- パソコンもピアノも同じ『キーボード』だし、
- 両手使うし、
- ブログで記事書いてたら辞めるわけにもいかなくなるし、
という軽いノリで、
『ピアノ』を始めることにしました。
いきなり『クラシック』だとなかなかしんどいので、
まずは『ポップス』のコード弾きつつ、
指を動かしつつやっていこうかなと思っています。
コードの転回形の前に そもそもコードってこんなの
『ポップス』にはかかせないのが『コード』(英語でChord)。
- ビートルズしかり、
- サカナクションしかり、
- ONE OK ROCKしかり、
『ポップス』ならどの曲にでも、もれなく『コード』がついてまわります。
- 『コード』・・日本語で『和音(わおん)』。
- 『コード』・・2つ以上の音を同時に鳴らして合成された音。
『コード』はアルファベットで表す事が多いので、
『ドレミファソラシ』をそれぞれアルファベットにすると、
『CDEFGAB』 の順番で対応する事になります。
例えば『コード』の『C(ド)』なら、
ド、ミ、ソ の3つの音を同時に鳴らして、
例えば『コード』の『G(ソ)』なら、
ソ、シ、レ の3つの音を同時に鳴らす、という具合です。
コードの転回形とは わかりやすく
例えば 『C(ド)』なら、
ド、ミ、ソ の3つの音を同時に鳴らせばOKなのですが、
おさえる順番は1つだけとは限りません。
例えば、
- ミ、ソ、ド
という並びでおさえてもいいし
- ソ、ド、ミ
という並びでおさえてもOKになります。
同じコードでも形を変える事を、『転回形(てんかいけい)』といいます。
- 転回形・・英語でinversion(インバージョン)
音の高さもいくつかあるので、
- ド、ミ、ソ・・低いド
- ミ、ソ、ド・・ちょっと高いド
- ソ、ド、ミ
- ド、ミ、ソ
- ミ、ソ、ド・・もっと高いド
- ソ、ド、ミ
というように、
同じ『C(シーメジャー)』のコード一つとっても、
流れるように弾く事ができます。
コードの転回形の練習方法 動画を探して
『コード』の『転回形』のわかりやすい動画がこちら。
『C(シーメジャー)』を構成する『ド、ミ、ソ』だけで、
- 同時に弾く・・コード
- 1音ずつ弾く・・アルペジオ
といくつかのパターンで弾いています。
『F(エフメジャー)』でも同様に、
『ファ、ラ、ド』の3音で流れるように弾いています。
コードの転回形のメリット 伴奏がスムーズに
なぜに『転回形』を使う方がいいかというと、
その方が『スムーズ』になるから。
『転回形』なし版と、
『転回形』あり版を聴き比べると、
どっちがスムーズかわかるかと思います。
『転回形』なし。(右手に注目)
『転回形』あり。(右手に注目)
コードの転回形の練習方法 ローマ数字で考えてみる
『ポップス』には、
『よくあるコード進行』がいくつか存在します。
例えば『Cメジャー(ハ長調)』の場合、
メインの『コード』はこれらになります。
$C\ Dm\ Em\ F\ G\ A\ Bm$
- 小さいmなし・・メジャー(明るめ)
- 小さいmあり・・マイナー(暗め)
『ハ長調』でも『へ長調』でも考え方は同じなので、
いったん『ローマ数字』に置き換えてみます。
$ Ⅰ\ Ⅱm\ Ⅲm\ Ⅳ\ Ⅴ\ Ⅵm\ Ⅶm $
『ポップス』でよくある『コード進行』(一部)はこんな感じです。
$ Ⅰ → Ⅳ → Ⅴ → Ⅰ $
$ Ⅰ → Ⅱm → Ⅴ → Ⅰ $
$ Ⅰ → Ⅵm → Ⅱm → Ⅴ → Ⅰ $
やけに$Ⅰ\ Ⅳ\ Ⅴ $が多いのですが、
もちろん理由があります。
専門用語になりますが、
- Ⅰ・・トニック
- Ⅳ・・サブドミナント
- Ⅴ・・ドミナント
という名前で、不安定->安定 に向かう役割をになっています。
『ローマ数字』を、それぞれの『調』に置き換えます。
例えば『Cメジャー(ハ長調)』に置き換えるとこうなります。
$ C → F → G → C $
$ C → Dm → G → C $
$ Em → Am → F → G → C $
例えば『Gメジャー(ト長調)』に置き換えるとこうなります。
$ G → C → D → G $
$ G → Am → D → G $
$ Am → Em → C → D → G $
ある程度定番パターンがあるので、まずは定番パターンを重点的に、転回形を練習しようかなと思います。
※マイナーはちょっとややこしいので別記事でいずれ。。
コードの転回形の練習方法をまとめてみて
なぜだか無性に『ピアノ』が弾きたくなって、
『ギター』をやっていた頃の知識を思い出しつつ、
記事をまとめてみました。
なにぶんまだまだへっぽこですので、
なんども練習しつつ、記事も修正しつつやっていければと思っています。
PS.
今回はこの記事をとっても参考にさせていただきました。
この記事読んだ方がしっかりわかるかも・・!
【ピアノのコードをマスター!#3】コードの転回形と練習方法を解説!
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