『Udemy』でPHPフレームワーク『Laravel』の第2弾講座に取り掛かるにあたり、
編集するコードの量が多く、
もし収録途中でミスがあり、最初からやりなおしとなると
悔やんでも悔やみきれないという事情もあり、
『Laravel第2弾』講座からは、
『Git』にて記録をしながら収録する事としました。
『Git』を収録する事にした理由
今回の講座では主だったところで『マルチログイン機能』を扱い、
『LaravelBreeze』で作成したログイン機能を元に、
ユーザー、オーナー、管理者と3つのログイン画面を扱うのですが、
それに関係するファイル数はというと、
- Controller・・8×3ユーザー→24ファイル
- Model・・3ファイル
- Middleware・・2ファイル
- Request・・1ファイル
- Providers・・1ファイル
- config・・1ファイル
- migration・・2×3ユーザー→6ファイル
- view・・8×3ユーザー→24ファイル
- route・・3ファイル
合計65ファイルにもなります。
すべて英語表記の65ファイルを一発どりで収録して、
もし1か所でもミスがあればやりなおしとなれば、
モチベーションがぽっきり折れてしまうのは鼻から見えていました。
『Git』を扱えば最初から取り直しなんて苦行は避けられるので、
コード量の多い講座をつくろうとすれば、
『Git』の導入はもはや必然、となりました。
『Git』とは 現代開発には必須のツール
『Git』はバージョン管理システムと呼ばれ、
現代のプログラミング開発では必須といっていいツールです。
主にこういった機能があります。
- 作業前後の確認・統合
- セーブポイント(コミット)
- ブランチ(作業コードの分岐・あとからマージ(統合)もできる)
- 複数人作業
講座収録にあたり、
仮に収録中にミスがあっても後戻りできるようにするために、
また、途中途中でコードの状態を確認できるようにするために、
途中途中でブランチを分けて、
セーブポイントとしてのコミットを実施する事としました。
『Git』を使う事で出戻りにも対応できて安心
ブランチを切り、セーブポイント(コミット)をつくっておけば、
仮に以前のコードでミスがあったとしても、
以前のブランチに戻り、
必要なコードを追加しつつ収録し(動画と動画の間に差し込みし)、
コミット&プッシュしてクラウド上のコードも更新し、
追加したブランチから、
最新までのブランチに差分をマージ(統合)していく事で、
さも録り直ししていないかのように、スムーズに、
動画もコードも最新版になってくれます。
現時点で約7時間半ほど収録を終えているのですが、
コード修正漏れなど4回はミスが発覚し、その度に出戻り、しれっと追加しています。
『GitHub』の履歴を見ればそのあたりもわかってしまうのですが、
そこも味という事で、
今回は本当に『Git』がなくてはつくれなかった講座になりそうです。
『Git』関連の無料動画
個人的に、
『Git』は現代開発には必須のツールと思っていて、
お代を頂く事もないと思っているため、
今回収録した『Git』関連の動画は全て無料で公開する事にしました。
既に現役バリバリな開発者の方にとっては
あれが足りないこれが足りないとツッコミどころ満載だろうとは思いますが、
講座を見ながら実際にコードを書いていく方向けに収録していますので、
ぜひ寛大な心で見てやっていただければと思います。
【Git/GitHub その1】 Gitのインストール方法(mac)
【Git/GitHub その2】 GitHubの登録方法
【Git/GitHub その3】 GitのConfig設定
【Git/GitHub その4】 GitHubにPushしてみる
【Git/GitHub その5】 初回の補足と2回目のPush
【Git/GitHub その6】 ブランチとプルリク
今後の予定
『Udemy』で『Laravel第2弾』講座を収録し、
現在約7時間半なのですが、まだまだ解説が足りておらず、
おそらく合計14時間くらいのボリュームになりそうです。
2021年5月リリース予定でしたが、
プライベートが多忙な事もあり、少し後ろ倒しし、
6月にはリリースできるようちょっとずつ収録を進めていますので、
もしご興味があれば、今しばらくお待ちいただければと思います。
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