『Zoom』しかり、オンラインテレビ会議の機会は日に日に増えていて、
『Zoomを使ったオンライン講師』という需要も増えています。
ありがたい事にそんなお仕事の機会をいただくことになり、
いざ『Zoom』でプレゼンをやってみたところ、
- 発声はイマイチし
- よく噛むし
- 喉が痛くなるし
と、当初思っていたより課題てんこもりだという事を自己認識したため、
数十年からやりたいやりたいと思いながらおざなりにしていた『発声練習』についに取り組むことに。
いくつかの本を物色し、わかりやすく要点がまとめてあったこちらの本を早速読んで見ることにしました。
声を良くする方法その1 舌のトレーニング
声を良くする要点は3つ。
- 舌
- お腹
- 声帯
まず舌は、できるだけ舌を伸ばした状態で、
- 上方向に10秒伸ばしキープ
- 右方向に10秒伸ばしキープ
- 下方向に10秒伸ばしキープ
- 左方向に10秒伸ばしキープ
- 舌を真正面に伸ばしあーと言いながら10秒キープ
とトータル約1分間舌を伸ばすことで、舌を動きやすくするのが重要との事。
声を良くする方法その2 お腹のトレーニング
お腹は腹式呼吸。
肋骨の下に『横隔膜』があり、『横隔膜』のまわりの筋肉を意識して動かす必要があるようで。
手をグーにし、口につけ、1秒おきに、
「フッ、フッ、フッ、フッ」と4回繰り返し、5回めに
「フーーーッ」とすべての息を吐き出す。
それを3セット行うと(トータル約1分を目安)。
こちらはコツを掴むのがやや難しいんですが、何度かやっていると、
肋骨の下の筋肉が前に押されているのがわかるので、徐々に楽しく思えるようになってきました。
声を良くする方法その3 声帯のトレーニング
声帯を動かすトレーニングは、
できるだけ高い声で、「ニャ」だけで読むといいそうです。
「こんにちは」なら、「ニャニャニャニャニャ」になると。
小声でこっそり練習していたのですが、途中から奥さんが変な目でみたり、
トイレでこっそり練習した後、娘に変な目で見られたりしたので、
コレに関しては誰もいない所でやるか、理由を事前に説明しておいたほうがよさそうです。
声にいいものよくないもの
他にも気になることがたくさん書かれていて、声に良いものとしては、
- 常温の水、白湯
- ハーブティ
- はちみつ
- ネギ
- 生姜
などなど。
声にとってよくないものとしては、
- 烏龍茶(喉の潤滑成分を洗い流す)
- コーラなど刺激が強い飲み物
- 過度のアルコール
- 辛いもの
- 塩分・糖分の多いもの、乾燥系クッキーなど
などがあげられていました。
カレーや炭酸飲料が好きな人間としてはずっとガマンというのはしんどいですが、
プレゼンなど喉をたくさん使う時期の前後には意識してとりいれるようにしていきたいです。
声のトレーニングの本を読んでみて
軸となる3つのトレーニング方法の他にも、
- 変顔体操
- アウアウ体操
- AKB発声法
- サイレントロングブレス
- あいうえおメソッド
など、声の悩み別にたくさんのメソッドがかわいいイラストとともに書かれていて、
内容もシンプルでわかりやすく、すぐにでも実践できるものばかりでした。
オンライン会議など発生する機会が増えるにつれ、
声や喉の悩みも増えてくるので、
こういったわかりやすい方法がより広まればいいなと思ったのでした。
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