デザイン

UIUXのおすすめ本 オブジェクト指向UIデザイン~銀の弾丸~

前々から読もう読もうと思っていて早数か月。

妻の出産・実家暮らしでぽっかり時間ができた事もあり、
ようやくじっくり読むことができました。

『オブジェクト指向UIデザイン』。

最近よく聞く『UIUX』に視点を当てた、

ざっくり言えば『使い勝手のいいサイトの作り方・考え方』を網羅した本です。

  • UI・・ユーザーインターフェース・・ユーザーが触る部分
  • UX・・ユーザーエクスペリエンス・・体験価値
  • ようは使い勝手
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オブジェクト指向UIとタスク指向UIの比較

簡単な表にまとめてみました。

タスク指向UI オブジェクト指向UI
やること もの
動詞→名詞 名詞→動詞
CUI (命令が基点) GUI (ものが基点)
画面数多い 画面数少ない 5~20分の1
設計は複雑 設計はシンプル
事業者目線 ユーザー目線
システムに人が合わせる 人の行動パターンに合っている

オブジェクト指向UIの由来

今や当たり前のように使っているパソコンやスマホの画面は、

『GUI』と呼ばれています。

  • GUI・・グラフィックユーザーインターフェース

パソコンだと例えば、
フォルダのアイコンをクリックしたらフォルダの中身が表示されたり、
ゴミ箱のアイコンをクリックしたらゴミ箱の中身が見れたり。

スマホだと、時計のアイコンをタップしたら時計のアプリが開いたり。

見たまんま、目的のものをクリック/タップして、その中身が見れると。

あたり前といえばあたり前なんですが、
目的のものから考えようというのが、
『オブジェクト指向UI(OOUI)』の原点だそうで。

  • OOUI・・Object Oriented User Interface オブジェクト指向UI

パソコンの普及に合わせて『GUI』は広がったけれど、

『オブジェクト指向UI』は広まらず、

パソコンの時代ではほとんど耳にすることはありませんでした。

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事業者目線のタスク指向UI

代わりにソフトウェア開発で定番になっていたのが、

やりたい事や手順から考える手法で、

本の中では『タスク指向UI』という名前で語られています。

ソフトウェアの仕様を決める時に、

  • どんな機能が必要か
  • どんな操作が必要か

という要件定義を軸に構築していくために、

世のソフトウェアの8割は
『タスク指向UI 』になっているそうです。

タスク指向UIからオブジェクト指向UIへ

スマホ時代も数年経って、
老若男女あらゆる年代の方が使うようになって、改めて、

『使い勝手・使いやすさ』が注目されるようになってきたのではと感じます。

本の中でも紹介されていますが、

  • ビデオカメラのタッチ式液晶パネル
  • デリバリーサービスのアプリ

など、

『タスク指向UI』から『オブジェクト指向UI』に切り替える事で、

画面数を5~20分の1と劇的に減らすことができ、
使いやすいデザインへ変更できるという内容になっています。

本の中では、

ソフトウェアデザインを3階層に分けて考え、

  • プレゼンテーション・・スタイル・レイアウト(Look)
  • インタラクション・・構造と機能 (Feel)
  • モデル・・ユーザーの関心対象の模式 (Model)

オブジェクト指向UIへ3ステップで解説されています。

    1. オブジェクトの抽出
    1. ビューとナビゲーションの検討
    1. レイアウトパターンの適用

3ステップは毎回順番通りというわけではなく、
いったり来たりを繰り返し、
具体的<->抽象的を行き来し少しずつ構築していく手法です。

オブジェクト指向UIの組み立て方として、

  • やりたい事(タスクの断片)
  • 名詞の抽出
  • 名詞同士の関係性・優先度

といった流れで少しずつ解説されていて、
名詞をアイコンとして考えるといった方法も紹介されていて、
これらを読むだけでも情報整理のスキルは各段にパワーアップするのではと感じます。

またワークアウトとして、
実際に行われているワークアウトをレベル1~レベル18に分け、
徹底的に実践形式で考える事ができる構成になっています。

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オブジェクト指向UIを読んでみて

2020年は新型コロナウイルスを発端に、

  • 一律10万円の給付
  • 持続化給付金(企業)
  • GoToトラベル、GoToイート
  • マイナンバーカード(マイナポイント)

など、行政や関連サイトへ申請・登録する機会が増え、

そのわかりづらさ、使いづらさが目立った年でもありました。

『オブジェクト指向UI』がしっかり腑に落ちた状態でシステム設計すれば、

こんな事態にはならなかったのだろうと思います。

僕自身、
頭ではわかっている(つもり)だけれど
まだまだ使いこなせていないとも実感しているので、

さっと表現できるようになるよう、
掲載されているワークアウトを何度か試して、技として身につけていきたいと思います。


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