コロナ禍が続き、
仕事でもプライベートでも、
オンラインでやりとりする事が増えてきました。
Zoomミーティングしかり、Youtubeしかり、Udemyしかり。
特にZoomミーティングなどで相手とリアルタイムでやり取りする場合、
オンラインで伝える力が重要になってきます。
『オンラインでズバリ伝える力』という本を見かけたので早速チェックし、要点をまとめてみることにしました。
オンラインで伝える力 その1 表情は言葉よりも強烈
対面で、五感で感じるやり取りに比べ、
オンラインでは視覚と聴覚だけに頼ってやり取りすることになり、
対面であるときよりも、見た目や話し方が重要になってきます。
本の中で、日本人の、相手に対する好意の伝わり方というデータがありました。
- 言葉 8%
- 声 32%
- 顔の表情 60%
話す内容よりも、見た目や話し方の雰囲気の方が重要であると。
確かに人気のYoutuberを見てみると、
同じ内容を話しているとしたら、
見ていて楽しい方、オーバーリアクションの方が人気になるわなと。
10年くらい前に、話下手を改善するためにお笑いテレビを見まくっていた時期があるのですが、
いよいよまたお笑いテレビを見るときが来たかと、
オンラインで伝える力 その2 歌舞伎役者のつもりで大きく
表情、表現、リアクション、メイクなど、
オンラインだと、対面で見るよりどうしても解像度が落ちるせいもあり、
遠目でもはっきりとわかりやすくするため、
やや過剰なくらいで演出した方がいいようで。
以前にキャビンアテンダントの研修のテレビ番組があり、
遠目でも笑顔だとわかるように眉毛をあげる、なんて話があったのを思い出しました。
サービス業の方々のような素敵スマイルを身につけねば。
オンラインで伝える力 その3 対面より0.8倍速で抑揚をつけて
視覚と聴覚だけになり、どうしても情報量が減ることもあってか、
話すスピードは若干落とし、
抑揚をつけてわかりやすく話す方がいいとの事。
抑揚をつける、というのが僕の弱点だなと認識してはいるので、
今年は意識的に言葉の強弱を使い分けるように努力せねばです。
オンラインで伝える力 その4 パワポの文字は最小限に
文字だらけのスライドは見ているだけで眠くなるので、
できるだけ最小限というのは完全に同意です。
オンラインで伝える力 その5 強調したい言葉は繰り返す
こちらはオバマ元大統領なり、トランプ元大統領なり、
繰り返す事で刷り込まれ印象に残るということで、
話すお題にもよるのでしょうが、
伝えたいことをできるだけシンプルに、何度も伝える、という力も必要ですね。
オンラインで伝える力 その6 アウトプット以前にインプット力を鍛える
見た目、印象が重要ではあるものの、
伝える内容ももちろん重要で、
ちょっと何言ってるかわかんないって突っ込まれたら悲しいわけで。
ジョブズもプレゼン前に何十回も練習したというエピソードがあるように、
話す内容が決まっているならなお、自分の考えをスマートに発言できるよう、
インプット、練習、口の運動が重要になるなと。
オンラインで伝える力 その7 カメラ・ライト・マイク
こちらは本にはなかったかもですが、
ライトあるなしで印象が全く違うので、女優ライトは必須で。
マイクも、数千円のヘッドセットと1万円超えのマイクだと音質に明らかな差があるので、
先行投資ということでライト、マイクには特に拘るべきだなと。
オンラインで伝える力を読んでみて
歌舞伎役者のつもりでやや過剰演出で、
パフォーマーとして伝える方がいいのだろうなと感じました。
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