デジタル(ソフト)

プログラミング思考を鍛える その2 ガソリンスタンドのセルフサービスを考えてみる

以前、『プログラミング思考』について記事を書いてみたのですが、

今回は別の視点で掘り下げてみたいと思います。

今回のお題は、『ガソリンスタンド』

都心の方は自動車使わないという人も多いと思うんですが、地方にいるとまだまだ自動車は必須の乗り物でして、自動車がないとろくに動けないというのが実情ですので。

休日のドライブではまずガソリンを満タンにしてから阿蘇に向かうとかね。

行って帰ってきたらガソリン半分になってるとかね。

地方の方ならわかってもらえると思うんです。

ガソリンを入れるために必ず寄るのが、『ガソリンスタンド』

10年以上前ならもれなく店員さんがついてくれていたと思うんですが、最近はタッチパネルを使ったセルフサービス式も多いですよね。

ガソリンスタンドでやる事といったら『ガソリンを入れる事』がほぼほぼ大半を占めると思いますので、人件費のかからないタッチパネルに変わっていくのも時代の流れかなと思ったり。

という事で、『プログラミング思考』を鍛えるために、ガソリンスタンドのタッチパネルの流れを考えてみたいと思います。

流れは前回の記事と同様、こちらの5つ。

1. やりたい事をはっきりと決める
2. 細かく分解する
3. グループに分ける
4. 順番をつける
5. 見た目をきれいにする(使いやすくする)

ぜひ一度考えてみてから、下の文章を見てもらえたらと思います。

どうです、ちょっと考えてみました?

ではでは、まいりましょう。

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1.やりたい事をはっきり決める

これはもう簡単ですよね、

ずばり、『ガソリンを入れる事』ですね。

もっというなら、『レギュラーかハイオクか軽油を選ぶ』があったり、

『支払い方法を選べる』という内容になるのかなと思います。

もちろん、店員さんを呼ばなくてもすむように、『簡単でわかりやすく』というのもポイントになりますね。

タッチパネルをさわっているともれなく、音声での案内もあったりするので、できるだけわかりやすく、という目的に沿ってつくられているんだなっていうのがわかります。

2.細かく分類する

先ほども簡単に書いてみたんですが、

『レギュラーかハイオクか軽油』という選択肢があって、

ガソリンを入れる基準を、金額で決めるか、リッター数で決めるか、という選択肢があります。

例えば2000円分だけガソリンを入れるであるとか、

20リットル分だけガソリンを入れるとかですね。

そういえば昔遊んでいた友人は、車体が重くなるからガソリンは20リットルしか入れないという人もいました。

確かにガソリンの量が増えるほど車体も重くなるとは思うんですが、果たしてどれくらい燃費に影響するのかは要実験ですね。

話は戻り、金額か、リッター数でガソリンの量を指定した後は、

現金で払うか、クレジットカードで払うか、お店独自のプリペイドカードで払うか、

また、ガソリンスタンドによってはTカードが使えたりするので、Tポイントで割引するか、という内容を、できるだけ洗い出す必要があります。

とはいえ、居酒屋に比べると、ガソリンスタンドでやる事はそんなに多くないので、『プログラミング思考』といってもわりとわかりやすいのかなとは思いますね。

3.グループに分ける

今まで書いてきた内容そのままですが、

ガソリンのグループの中に、レギュラーとハイオクと軽油があって、

支払い方法というグループの中に、現金かカードかプリペイドカードがあって、

給油方法というグループの中に、金額か、リッター数かがあって、

そんな感じでグループを分けていくといいのかなと思います。

4.順番をつける

日頃からガソリンスタンドでガソリンを入れている方なら簡単かなと思います。

ボタンを押す順番ですね。

で、ここまで書いていて気付いたのですが、

そういえばガソリンスタンドでは、最初に『支払い方法』を選ぶタッチパネルもあったような気がします。

『支払い方法を選択』->『油種を選択(レギュラーかハイオクか)』->『給油金額もしくは給油量を選択』-> 「静電気除去シートに触れてから、給油を開始してください」

という音声案内が頭の中を駆け巡っております。
(わかる人にはきっとわかるはずw)

そういえば、ガソリンスタンドの会社によっても違うとは思いますが、

例えば現金なら 1リッターあたり140円、クレジットカードなら1リッターあたり142円、専用のプリペイドカードなら1リッターあたり139円、と金額が違う事があるので、

先に支払い方法を選んでもらって、1リッターあたりの金額を決めたうえで、レギュラー、ハイオクなどを選んでもらうという順番の方がスマートなんでしょうね。

普段当たり前と思っていても、細かく見ていくと改めて気づく事って意外に多いかもしれませんね。

5.見た目をきれいにする(使いやすくする)

いかに使いやすいか、というのは本当に大事なポイントだと思っていて、

例えば仮に、 1000円分のガソリンを入れるとして、電卓や銀行のATMみたいに、

1 -> 0 -> 0 -> 0 とボタンを押して、 確定、のボタンを押す、という流れだったとしたら、

とっても面倒くさいですよね。

もちろんわかるんだけど、使いづらい。面倒くさい。

1 -> 8 -> 5 => 2 円 とかで注文する人っているの?

みたいな葛藤があったのかもしれません。

えらい人
いや、面倒くさいから千円単位にしよう

って誰かえらい人が言ったのかもしれません。

結果的に、ガソリンスタンドの金額表示は、1000円単位でとってもわかりやすいボタンの並びになっています。

きっとこの辺りは、『プログラミング思考』というよりも、『デザイン』とか、『UI/UX』という分類には入ってくるとは思うんですが、

最近のホームページやシステムって本当におしゃれでわかりやすくなってますからね。

特にスマホが増えていくほど、スマホのサイズでもわかりやすいというのが重要になっていて。

この辺りも踏まえて、学校でも『プログラミング思考』を教えていただきたいなぁとおもったりします。

まとめ

今回は『プログラミング思考』をガソリンスタンドに見立てて書いてみました。

単に『プログラミング思考』というとなんのこっちゃいっとなっちゃう人もいるとは思うんですが、

こうやって現実世界の、よくつかっているものを例えながら説明すれば、きっと今の若い子にも伝わるんじゃないかなって思うんです。

学校だけじゃなくてご家庭でも、『プログラミング思考』という言葉を使わなくてもいいので、

こういった身近な仕組みを取り上げて、会話をしてみてはいかがでしょうか。

その繰り返しがきっと、『プログラミング思考』を鍛えるという事なんじゃないかなって思います。

もし本格的にプログラミングをやってみたいとなれば、最近はカリキュラムもサポートも充実したハイクオリティーなプログラミング講座もあるのでぜひトライしてみてくださいね。

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