CSVファイルの読み込みってどうやるの?
ナカイ君: PythonでCSVファイルの読み込み方法をわかりやすく教えてほしいな。
世界のアオキ: OK、CSVファイルを読み込む基本的な方法にはcsv
モジュールを使う方法があるよ。これはPythonに標準で含まれているモジュールで、CSVファイルの読み書きを簡単に行うことができるんだ。
ナカイ君: もっと具体的に教えてくれない?
世界のアオキ: もちろん。CSVファイルとは、値がコンマで区切られたテキストファイルのことで、表形式のデータを簡単に保存できるんだ。例えば、名前や年齢、住所などの情報を一行ずつ保存することができるよ。
CSVファイルを読み込むコード
ナカイ君: わかりやすいコードがあれば教えてほしいな。
世界のアオキ: そうだね、こんな感じでコードを書くんだ。
import csv
# CSVファイルを開いて読み込む
with open('example.csv', mode='r', encoding='utf-8') as file:
reader = csv.reader(file)
# 一行ずつ読み出す
for row in reader:
print(row)
このコードでは、example.csv
というCSVファイルを開いて、その内容を一行ずつ読み出しているんだ。print(row)
で読み出した行の内容を確認できるよ。
CSVファイルのデータを扱う方法
ナカイ君: 具体的にはどうやって使うの?
世界のアオキ: たとえば、CSVファイルから読み込んだデータをリストに保存したい場合はこんな感じだよ。
import csv
# CSVファイルからデータを読み込んでリストに保存
with open('example.csv', mode='r', encoding='utf-8') as file:
reader = csv.reader(file)
data_list = list(reader)
print(data_list)
ナカイ君: 他のパターンがあれば教えてほしいな。
世界のアオキ: そうだね、CSVファイルにヘッダーがある場合は、DictReader
を使うと便利だよ。これを使うと、各行を辞書として扱うことができるから、列の名前でデータにアクセスできるんだ。
import csv
# ヘッダー付きのCSVファイルを読み込む
with open('example_with_header.csv', mode='r', encoding='utf-8') as file:
reader = csv.DictReader(file)
for row in reader:
print(row['Name'], row['Age']) # 列の名前でデータにアクセス
ナカイ君: そうやって使えばいいんだね。
世界のアオキ: ただし、CSVファイルを扱う時には、ファイルのエンコーディングに注意してね。ファイルによってはエンコーディングが異なる場合があるから、エラーが出たらエンコーディングを変えてみるといいよ。
ナカイ君: わかった、ありがとう!
まとめ
この記事では、PythonでCSVファイルを読み込む方法について説明しました。
csv
モジュールを使えば、CSVファイルの読み書きが簡単に行えます。csv.reader
を使ってファイルの内容を一行ずつ読み出したり、csv.DictReader
を使ってヘッダー付きのCSVファイルからデータを辞書として読み出す方法を学びました。
PythonでCSVファイルを扱うことで、データ処理や分析が格段に楽になります。ナカイ君、これでデータ処理のスキルが一段とアップするといいね!
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