バックエンド

Python ベクトルデータベース接続ガイド

Pythonとベクトルデータベースについて

ナカイ君: Pythonとベクトルデータベースってどうやってつなぐの?

世界のアオキ: OK、まず「Python」はプログラミング言語で、いろんなことができるんだ。ベクトルデータベースは、大量のデータを効率的に扱える特別なデータベースだよ。

ナカイ君: もっと具体的に教えてくれない?

世界のアオキ: もちろん。Pythonでベクトルデータベースに接続するときは、専用のライブラリ(コードのかたまり)を使うんだ。「Milvus」や「Faiss」みたいなツールがあるよ。これらはデータを高速に検索できるようにするためのものだね。

接続方法の例

ナカイ君: わかりやすいコードがあれば教えてほしいな。

世界のアオキ: 例えば、Milvusを使う場合、まずはMilvusをインストールして、Pythonから使えるようにする必要があるよ。こんな感じのコードになる。

from milvus import Milvus, DataType

# Milvusサーバーに接続する
milvus_client = Milvus(host='127.0.0.1', port='19530')

# ベクトルデータベースにデータを追加する例
collection_name = 'example_collection'
milvus_client.create_collection(collection_name, fields=[
  {'name': 'example_field', 'type': DataType.FLOAT_VECTOR, 'params': {'dim': 128}},
])




データの追加と検索

ナカイ君: 具体的にはどうやって使うの?

世界のアオキ: こうやってデータを追加するんだよ。そして、データを検索するときはこんな風に書く。

# データを追加する
vectors = [[0.1, 0.2, ...], ...] # ここにはベクトルデータが入る
milvus_client.insert(collection_name, records=vectors)

# データを検索する
search_params = {"metric_type": "L2", "params": {"nprobe": 10}}
results = milvus_client.search(collection_name, vectors, params=search_params, limit=10)





ナカイ君: 他のパターンがあれば教えてほしいな。

世界のアオキ: 他にもFaissを使う方法があるよ。Faissはインストールが簡単で、こんな感じで使えるんだ。

import faiss

# データベースの作成
dimension = 128
index = faiss.IndexFlatL2(dimension)

# データを追加する
index.add(vectors)  # vectorsはベクトルのリスト

# 検索する
D, I = index.search(query_vectors, k=5)  # query_vectorsは検索クエリのベクトル、kは上位k件を取得





ナカイ君: そうやって使えばいいんだね。

世界のアオキ: そうなんだよね。ただ、これらのツールを使う時は、データの形式やデータベースの設定に気をつける必要があるから、ドキュメントをよく読んでね。データの扱い方によっては、検索の速度や精度が変わってくるからね。

ナカイ君: わかった、やってみるよ!

まとめ

Pythonでベクトルデータベースに接続する方法は、専用のライブラリを使うことで、かんたんにできるようになっている。

MilvusやFaissといったツールを使って、データの追加や検索が行える。具体的なコード例を参考にしながら、まずは簡単な操作から始めてみよう。

使い方を理解して、自分のプロジェクトに応用してみるといいね。

ドキュメントをしっかり読んで、データの形式やデータベースの設定に注意しながら、実際に手を動かしてみることが大切だよ。


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