先日、
『Udemy』の『PHP/Laravel』講座にてある感想をいただきました。
セキュリティのことも学べて大変わかりやすかった。すでにざっと学習はしたものの、講義をみて改めて理解できたことがたくさんあります。ただ、一つ気になるのはアルファベット読みです。 height (ハイト)がヘイトになっていたり、delete(デリート)がディレイトと読まれていたりしたので、初学者が間違って覚えてしまいます。
僕の英語のスキルはというと、
10年くらい前に取得した『TOEIC 630点』が最高で、
なんとも中途半端なレベル感なのです。
実は過去にも同じようなご意見をいただいていて、当時は、
カタカナ英語と本来の英語アクセントをぴったりあわせるのはなかなか難しいなと後回しにしていました。
プログラミング動画収録中は、
- 講座の内容
- 講座の構成(伝える順番)
- 伝え方(言い回し)
- 理解の助けになるような資料(図解)作成
- プログラムコード
などなど考える事が山ほどあり、
英語のアクセントまでは配慮できなかったというのが正直なところで。
とはいえ、
初学者が間違えて覚えてしまうといわれると、確かによろしくなく、
動画講座の与える影響について、改めて考えさせられる機会になりました。
動画講座も次第に『量より質』へ
『Udemy』に限らず『Youtube』も含め、
『BtoC』ではなく『CtoC』の場合、
動画講座のクオリティ・内容は、作成者自身に委ねられます。
- Bはビジネス、法人。
- Cはコンシューマー(消費者)・個人
『ユーチューバー』という言葉が知られるようになった頃は、
『おもしろい(または知識のある)素人』がどんどん動画を投稿していましたが、
近年は名のある芸能人が、プロの編集者を携え、
ハイクオリティな動画がどんどん増えてきています。
- オリラジあっちゃん
- とんねるず石橋さん
- カジサック
などなど。
明らかに、
『質より量』のフェーズから、
『量より質』のフェーズに移行していると感じます。
一方で『Udemy』は、
複数の動画をまとめてパッケージにして
一つの講座とする仕組みになっていることもあり、
『YouTube』に比べると『量』は少ないです、が、
分野によっては『量』が溢れていたりもするので(エクセルとか)、
徐々に『質』重視に移行してくのだろうと思われます。
動画講座をつくるなら まずはリリース、それから改善を
動画の『質』を高めると言っても、動画講座はやることが多岐にわたります。
- 講座の構想
- 準備
- 資料作成
- 動画収録
- 編集
などなど。
今回の英語の発音など、
やっていく中でわかってくる事なども多々あるため、
初めから『質』を追求すると、
結局完成しない、というリスクも高いと思われます。
まずは多少のミスを気にせず収録を続け、一旦完成させ、
完成後、受講いただいた方からのフィードバックを元に、
徐々に改善していくという方法がベターだろうと、改めて思います。
幸い『Udemy』は、
リリース後も自由に講座の再収録・再アップロードが可能なため、
できるだけ改善しやすい、再収録しやすい構成を念頭に、
収録を積み重ねていく必要があります。
動画講座 『質』は少しずつ改善していくしかない
『Udemy』講座収録が一旦落ち着き、
初収録から丸1年経ち、
第2子も産まれ、しばらく実家で生活(収録できない)するという事もあり、
このタイミングで、これまでリリースした講座の見直しや修正を考えています。
一番修正したいのは、『Udemy』初リリースの『PHP/Laravel』講座。
今回の英語の発音に加え、
フォーム関連の収録はなんども収録しすぎたために
見ずらい形になっており、
このタイミングで改めての収録を実施していきます。
他講座も、使っているソフトやバージョン変更など常に変化しているので、
できるだけ定期的にチェックし、
よりよい講座になるよう、全ての講座の更新をかけていきます。
作成から1年も経つと、
他人事というか、
自分がつくったんだっけ、と思うような心境になります。やっぱりリリースしてすぐ見返すんじゃなくて、
ある程度時間が必要だったんだろうなぁと。客観的に見返して、ちょっとずつアップデートかけていきます。
— 世界のアオキ🥑プログラミング×生涯学習×熊本 (@aoki_monpro) October 9, 2020
作成から1年も経つと、他人事というか、自分がつくったんだっけ、と思うような心境になります。
やっぱりリリースしてすぐ見返すんじゃなくて、ある程度時間が必要だったんだろうなぁと。
客観的に見返して、ちょっとずつアップデートかけていきます。
『Udemy』の動画講座を1年収録して思う事
朝4時に起きて動画収録するという生活を続け、
あっという間に1年が経ちました。
おかげさまで『Udemy』受講者は延べ4,000名を越えまして、
ますます受講いただける傾向にあり、
頂く質問から勉強になる事も多々あり、
やってよかったなぁと本当に思います。
引き続き、まずはリリースで数を増やしつつ
リリース後もほったらかしにせず、改善を重ね、
よりよくなるよう制作していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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