オリエンタルラジオの中田敦彦さんが取り組んでいる『Youtube大学』を見たり、
(2019年10月15日時点で登録者131万人・・!)
N国党の立花孝志さんのYoutube(登録者52万人)を見たりしているうちに、
というのをひしひしと感じています。
ユーチューブが変えた世界
ほんの数年前。
『ユーチューバー』という言葉もなかった頃に、
個人が情報発信する方法といえば、
- TwitterやFacebookなどのSNS
- 個人ブログ
くらいしかなかったと思いますが、
- ハイビジョンの綺麗な映像が簡単に録画できるようになった
- ノイズの少ないクリアな音声も収録できるようになった
- ヒカキンなどのユーチューバーが台頭してきた
- インターネットの高速化(5Gなど)
- ハードディスクやSSDの大容量化&低価格化
などの進化によって、
個人でもハイクオリティの映像が簡単に、大量に、つくれるようになりました。
一方で、
オリラジ中田さんや他の尊敬する方の意見では、
『今後数年で、芸能界大手プロダクションもYoutubeに進出してくる』
という未来予測もされていたりします。
なんたって『Youtube』は、
視聴数さえ増えれば個人でも億単位で稼げる方法なので、
プロが束になって本気でつくりこめば、
『Youtube』の勢力図はがらっと変わるだろうと。
マスはユーチューブへ ニッチはよりニッチへ
関西出張と、とある事情が重なった事もあり、
ここしばらく『ブログ』をお休みし、
『プログラミング』もお休みし、
ビジネスホテルで1週間ひたすらダラダラと過ごしてみました。
仕事を終え、
コンビニ食を食べてシャワーを浴びても寝るまで4〜5時間あるという状態で。
- やる事がない
- テレビもそんなにおもしろくない
- ゲームもあまりやらない(元ゲーマーですが昔ほど集中力が続かなくなった・・)
- パソコンも閉じたまま
となると、
スマホで適当に『Youtube』を見るという選択肢だけが残って。
ふっと興味がある事をダラダラと見て、
- 好きなミュージシャンのライブ映像見たり、
- オリラジ中田のYoutube大学見たり、
- よゐこや本田翼のゲーム実況見たり、
- エヴァ新劇場版の考察を見まくったり、
- 政治経済に数学物理、ピアノ演奏になんやらかんやら
興味のおもむくままダラダラと見続けるなかで、
と思うようになってきました。
スマホがなく、パソコンも今ほどおもしろくない時代は、
適当にだらだらテレビを見ていることが多かったのですが、
その時の心境にすごく近いなと。
同時に、だらだら見ていても、ほとんど身にはならないよなぁとも感じるようになってきて。
まさに『ユーチューブ』が昔のテレビのポジションにきて、
今後数年で、
芸能プロダクションが(ダラダラ見るにはもってこいの)
がっつりハイクオリティの番組を作り出すと。
(地上波ほど縛りもないので面白い番組は増えると思います。)
どんどんマスメディア化していくんだろうなぁと。
となると個人が取るべき手段は、
よりニッチに、よりマニアックに、よりディープになるしかないよなぁと思うわけです。
パッションエコノミー 個人の情熱が経済(お金)になる
そんな事を思っているさなか、たまたま気になる記事を発見しました。
「個性をバグではなくセールスポイントにする」という新しいビジネス形態「パッション・エコノミー」とは?
- 個人の住まいに宿泊できる『Airbnb(エアビーエヌビー)』
- 個人の車がタクシー代わりになる『Uber(ウーバー)』
といった新しいサービスが台頭している中で、
その次にくる波として、『パッションエコノミー』という考え方が紹介されています。
- パッションエコノミー・・意訳すると (個人の)情熱の経済
紹介されていた6つのサービスは以下。
- ポッドキャスト(ラジオみたいな音声)
- 音声ベースの配信サービス (ビジネス本の朗読など)
- ニュースレター有料購読サービス(newspicksもここかな)
- 映像配信サービス(日本だとUdemyが有名)
- 子ども向け学習プラットフォーム(個人的にはすごく気になる)
- プロフェッショナル向け学習プラットフォーム(Udemyとの違いは?)
ハイクオリティな映像・音声にチャットツール、ビデオ通話などを使う事で、
- 専門家でなくても個人でサービスを開始できる
- 個人だからこその個性がウリになる
という流れだそうで。
キャッシュレス化が進んでいる事もあいまって、
ネット上で支払うのに抵抗がある人も、
徐々に減っているのかなと思います。(もちろん人によります)
これからますます、
だらだらと無料で流しっぱなしにするコンテンツ(Youtube)と、
多少お金を払ってでもしっかり身になるコンテンツの
2極化が進んでいくんだろうなと思いますし、
せっかくならいいコンテンツをつくっていきたいなと思うわけです。
パッションエコノミー 編集スキルと表現スキルを磨くべし
文章だけだった時代から、
映像や音声も自由に使えるようになったという事で、
より個人の編集スキルや表現スキルが重要になってくると思われます。
- 編集スキル・・どんな情報をどんな順番・どんな構成で伝えるか。
- 表現スキル・・声の抑揚、感情表現、資料や映像表現。
学校の授業を思い返せば、
ただ淡々と教科書を棒読みしている先生と、
生徒の目を見て生き生きと、
面白い例え話なんかも交えて話してくれる先生がいたら、
果たしてどちらの方が人気が出るか、という事ですね。
オンラインの土俵に立つ事で、
より棒読みの人は見られなくなり、
面白い人(個性的、特徴がある人)の方が目立つ時代になってくるんだろうと思います。
個人的には、
わかりやすく伝える、という事はちょっとだけ自信があるんですが、
話し方の抑揚が足りないと感じているので、
話し方の抑揚をより意識して、取り入れようとしています。
声トレのメモ。
抑揚->声の高低、強弱、速度、間。
朗読->できれば1日5分からでも。
声量->複式呼吸。ヘソの下に空気を入れ、先のろうそくを消すイメージ。ハ行のHだけを発し喉を広げる。声に変える。声トレもYoutubeで。勉強になります。https://t.co/lgsqaQagcb
— 世界のアオキ🥑プログラミング×教育×熊本 (@aoki_monpro) October 14, 2019
声トレのメモ。抑揚->声の高低、強弱、速度、間。 朗読->できれば1日5分からでも。声量->複式呼吸。ヘソの下に空気を入れ、先のろうそくを消すイメージ。ハ行のHだけを発し喉を広げる。声に変える。声トレもYoutubeで。勉強になります。
パッションエコノミー 個人の特技が経済を動かす時代
僕が人様に教えられることがあるとすれば、
- パソコン
- プログラミング
- 数学物理
- 英語の勉強方法
などだろうと思っています。
今年の7月に『Laravel』というプログラムを使った教材を発表しまして、
おかげさまで2019年10月15日時点で約50名の方に手にとっていただけました。
つくってみて実感したのは、
実際にプログラムを取り組んでいる方と直接やりとりできて、
間違っている箇所、わかりにくい箇所があればすぐに修正できるということで、
どんどんアップデートされていくというのがもっともメリットだなと思っています。
当時は文章+画像だったのですが、
次からは実験も兼ねて、動画+音声+補足資料 という形で、
僕なりの視点でできるだけわかりやすく情報を再構築して、
少しずつでも表に出していければと思っています。
全てを『Youtube』や『ブログ』で無料で出すという事を考えた時期もあったんですが、
オリラジ中田あっちゃんにはどうあがいても勝てないし、
だらだら見るというような性質の内容でもないし、
ブログ歴1年半でやりとりした数よりも、
『Laravel』教材4ヶ月の間でやりとりした数の方が多いし濃ゆいし勉強になるし、という事で、
本1冊分くらいの価格にはなるかと思いますが、
できるだけ熱量込めて、しっかりとつくりこんでいきたいと思います。
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