以前はお勉強といえば、
- 本
- 通信講座
- 専門学校
などのいずれかの方法がメインだったかと思いますが、
ここ数年、インターネットの発達によって、
- 動画
という新たな方法が確立されてきました。
動画サイトといえばお馴染みの『Youtube』。
2016年頃までは、
子供向けのチャンネルしか見られない
と言われていたのですが、
ここ数年は、
- ビジネス系
- 学習系(数学や英語など)
などのチャンネルがどんどん再生数を伸ばしています。
2019年。
オリエンタルラジオの中田敦彦さんが開設した『Youtube大学』が
あっという間にチャンネル登録数100万人越えを突破したこともあり、
ついに『Youtube』で、
動画でも学習できるんだという認識が、
『キャズム』を超えた感があります。
- キャズム・・広まるための深い溝。キャズムを超えると一気に広まる境界線。
では僕も『Youtube』チャンネルを始めるかというと、
プログラミングなど、
扱うことのできるテーマがニッチなこともあり、
無料でダラダラ見る類の『Youtube』ではなく、
あえて、有料版の『Udemy(ユーデミー)』に特化して、
動画撮影をしていこうとしています。
関連動画
Udemyで教材のつくり方 まずはインプット
プログラミング動画教材を作ると決めたはいいものの、
果たして何からやったらいいのやらな状態になりまして、
まずはいくつかググり、良さげな内容のメモを取りつつ、
2019年では唯一と思われる関連本もあったので購入して読んでみました。
著者の井上博樹さんは、
『Udemy』の売上で月間 約150万円あるそうです(本人公表)。
個人的には売上が増える事はいい事だと考えていて、
売上が上がるほど、
- 使える教材(カメラ、マイク)
- 使える設備(マイクスタンド、音響関連)
- 使えるサービス(動画編集ソフト、高スペックパソコン)
などの選択肢が増え、クオリティを上げていく事ができるので、
やるからにはしっかり売り上げを増やしていかないとなぁと考えています。
Udemyで教材のつくり方 メモ書き
ググった記事と本のメモ書きをまとめておきます。
Udemy 動画サイズ
- 解像度 1980×1080 (ハイビジョン)
- フレームレート 10fps (Camstagia標準は30)
- 16:9 (ワイドスクリーン)
ハイビジョンは当たり前で、
通勤中にスマホで見るという方もいるようで、
スマホでもみやすい工夫が必要なようです。
Udemy 音声
- オーディオボリューム大き目
- ホワイトノイズ除去
- マイクは BlueのSnowball など
こちらもスマホでイヤホンで聞く方が多いようで、
ノイズが入っていると『Udemy』の審査でもひっかかるようです。
マイクはいろいろありますがコスパ重視で、『Blue』製品がいいようです。
実際に買って使っていますが確かに高品質だと思います。
Udemy 画面撮影・編集ソフト
- WindowsならCamtasia
- MacならScreenFlow
なんですが、
Mac専用のScreenFlowを買った後で気づいたんですが、
Camtasiaは2ライセンスでWindows/Macどちらもインストールできるようなので、
どちらでも収録する場合はCamtasiaがいいと思われます。
Udemy プレゼン資料
- 1つのレクチャーで扱うコンセプトは1つ
- 1つのレクチャーでスライド3,4枚
- 箇条書きは3つまで(スマホで見やすいように)
- ×明朝 ○メイリオ ヒラギノ角ゴ(こちらもスマホ対応)
- フォントサイズ18px 以上(これもスマホ対応)
- 動画だけだと復習がしにくい。PDFファイルもつけたほうがベター
『Youtube』で1時間越えの『プログラミング動画』をみたりもするんですが、
どうしてもダラけてしまうんですよね、
集中力がもたないというか。
1つの動画の長さを3分〜5分くらいに抑えて、
しっかり進んでる感がわかるようにしつつ、
復習も兼ねた資料が必要なんだろうなと思っています。
Udemy 告知
- クーポン発行 Udemyメールで通知
- ブログに貼る
- Youtube
- オフラインイベント
- メールの署名に入れる
『Udemy』の仕組みで面白いなと思ったのが、
『Udemy』側が宣伝するパターンと、
『講師』側が宣伝するパターンで、
手数料の分配率がかなり違うところ。
- Udemyが宣伝して視聴・・受講料の33%が講師に分配
- 講師側が宣伝して視聴・・受講料の97%が講師に分配
なんておもっちゃうんですが、
『Youtube』などでガンガン宣伝かけていたりするので、
『営業活動費』ということで、
まずはどんどん講座を受けてくれる人が増えてくれたらいいなと思います。
Udemy 制作時間
著者井上さんの最初の講座の収録時間は以下。
- 平日3時間・・2週だと3時間×10日=30時間
- 休日5時間・・2週だと5時間×4日=20時間
- 合計50時間
ということで、
やはり慣れるまでは50時間くらいはかかるのを覚悟してつくっていかないとなと考えています。
関連記事
Udemy教材のつくり方 WHATとHOW
『Udemy』教材のつくり方をある程度インプットはできたところで、
肝心なのは、どんな教材をつくるか。
- なにを・・WHAT
- どうつくるか・・HOW
Udemy教材 WHAT 何をつくるか
個人で発信出来る時代なので、何を作るにも個人の自由といえばそうなんですが、
- それが本当に需要があるか
- 知りたいと思う人が一定数いるか
というのもある程度知っておく必要があるかなと思います。
需要を探る方法としてお手軽だと思っているのが、『ブログを書く事』。
自分が興味のある事、調べてまとめた事などをブログで発信して、
『サーチコンソール』などでキーワードを調べられるようにしておけば、
どんなキーワードで調べられているかがわかります。
このブログもいつの間にやら、
2019年10月時点で約180記事と記事がたまり、キーワードも増えてきたので、
検索されているキーワードも目安にして、求められている事をまとめていきたいなど。
第一弾は、『Techpit』でつくった経験も生かして、
まずはプログラム関連の『Laravel(ララベル)』の入門向け教材をつくる事にしています。
『Laravel』関連の情報も本もあるにはあるんですが、
初心者だった頃のことを思い返せば、
- とにかく(細かい)情報がありすぎてよくわからない
- エラー出た時の対応に時間がかかる
- ググった情報が新旧入り混じっている
- 本の内容が古い
といろいろと困った経験があるので、
とにかくわかりやすく、
初心者の方が引っかかりやすいと思われる箇所を重点的に補足しつつ、
しっかり一つのアプリなりシステムをつくりあげる
ところまでをフォローできるような教材になればいいなと思っています。
Udemy教材HOW どうやってつくるか
思いつきでぱっとつくれればいいのですが、
『Laravel』は機能てんこ盛りでややこしい箇所もたくさんあるので、
実際に一から『Laravel』をインストールして、
コードを書いて動かしながら、
気づいたところ、エラーがでた所などのメモをとりつつ、
知っておいた方がいい予備知識なんかも盛り込みつつ、
ちょっとずつ段落を分けて、
資料に書く内容をメモ書きしたりして、少しずつ作成しています。
正直なところ、100%正確な内容、というのはなかなか難しいので(どんどん新しくなっていくので)、
80%くらいの完成度を目指しつつ、
補足箇所があれば後から追加するという形で、
できるだけ1ヶ月以内に完成できるよう、誠意制作しております。
Udemy 教材のつくり方をまとめてみて
2020年からは『5G』も始まる事になり、
『動画の時代』が本格的に到来する事になります。
今回の初期投資で数万円かかりまして、
以前つくった教材分の売り上げがほぼなくなっちゃったんですが、
よりよい教材をつくるための先行投資という事で、
どんどん売上あげて、設備投資できればと思います。
プログラミング以外にも、
数学や物理などの講座もできればと思うんですが、
なかなか時間は限られているので、
できることからコツコツと、前に進んでいければと思います。
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