エクセルで『統計』や『確率』で使う関数を集めてみました。
随時追加していきたいと思います。
平均・中央値・最頻値
『統計』では基本的な、平均・中央値・最頻値のセットです。
エクセルで平均値を出したい AVERAGE
統計学では平均の事を『(mean(ミーン))』と言ったりしますが、
エクセルでは『average(アベレージ)』を使います。
引数(ひきすう)に平均を出したい範囲を選びます。
エクセルで中央値を出したい MEDIAN
真ん中の値(メディアン)を取得します。
- 合計数が奇数なら真ん中の値
- 合計数が偶数なら真ん中の2の値の平均をとります。
引数(ひきすう)に中央値を出したい範囲を選びます。
エクセルで最頻値(1つ)を出したい MODE.SNGL
最頻値はMODE(モード)関数を使います。
- 最頻値(さいひんち)・・もっとも出現している数が多い値
最頻値を1つだけ取得する場合は『MODE.SNGL(モード・シングル)』関数を使います。
引数(ひきすう)に最頻値(1つ)を出したい範囲を選びます。
エクセルで最頻値(複数)を出したい MODE.MULT
最頻値を複数出したい場合は、『MODE.MULT (モード・マルチ)』関数を使います。
『MODE.MULT (モード・マルチ)』関数は使い方にコツがあって、
先に、結果を出したいセルを複数選んだ状態で、
『MODE.MULT (モード・マルチ)』関数を入力して、
CtrlキーとShiftキーを押しながらEnterキーを押すことで、
複数セル同時に関数が設定されます。
画像の場合、先にセルを4つ選んで実行して、
『最頻値』が2つしかなかったので、
2つのセルがN/A になっています。
階乗・順列・組み合わせ
- 階乗(!)・・英語でfacorial(ファクトリアル)
- 順列(nPr)・・英語でPermutation(パーミュテーション)
- 組み合わせ(nCr)・・英語でCombination(コンビネーション)
の関数になります。
関連記事
エクセルで階乗を出したい FACT
『FACT(ファクト)関数』を使います、引数は1つです。
エクセルで順列を出したい PERMUT
『PERMUT(パーミュート)』関数を使います。
引数は2つ(総数、抜き取り数)になります。
エクセルで組み合わせを出したい COMBIN
『COMBIN(コンビン)』関数を使います。
こちらも引数は2つ(総数、組み合わせの数)になります。
分散と標準偏差
- 分散・・平均値からの偏り・・英語でVariance(ヴァリアンス)
- 標準偏差・・分散にルートをかけたもの・・英語でStandard Deviation(スタンダードデビエーション)
- 平方根・・英語でSquare Root(スクウェアルート)
参考記事
エクセルで分散を出したい VAR.P
『VAR.P』関数を使います。
- VARは分散(Variance)の略
- Pは母集団(Population)の略
計算範囲を1つ引数にとります。
エクセルで標準偏差を出したい STDEV.P
『STDEV.P』関数を使います。
- STDEVは標準偏差(Standard Deviation)の略
- Pは母集団(Population)の略
計算範囲を1つ引数にとります。
エクセルで平方根をしたい SQRT
『SQRT』関数を使います。
- SQRT・・平方根(Square Root)の略
-
用途・・2乗してルートをかけることでマイナスを消した平均値を出せたりする。
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