2020/7/30 追記
『Udemy』向けExcelVBA講座を作成しましたので、
ぜひご活用いただければと思います。
関連講座
オフィスワークならダントツNo.1人気と思われる『エクセル(excel)』。
『エクセル』の中でも便利機能ベスト3に入るんじゃないかと密かに思っているのが、
『ピボットテーブル』。
- ピボットテーブル・・英語で pivot table (pivotは旋回などの意味
ざっくりいうと、
という事になるのかなと思います。
今回は『ピボットテーブル』の使い方について、
できるだけわかりやすくまとめてみることにしました。
ピボットテーブルの使い方 表を用意する
何はともあれ表を用意します。
今回は、とあるお店の来店データを想定しています。
- 来店日
- 合計料金
- 来店曜日・・関数で計算
- 来店年月・・関数で計算
- 何周目・・関数で計算
- 利用数
『曜日』『年月』『何周目』は『エクセル関数』を使って表示しています。
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『エクセル2013』の場合、
表のどこかを選んだ状態で、
挿入->ピボットテーブル
と押すと、
表の範囲が選択された状態になるので、このままOKを押します。
こんな表示になればOKです。
ピボットテーブルの使い方 チェックを入れて縦横テーブル
今回作成していた表の場合はこんな項目がありました。
- 来店日
- 合計料金
- 来店曜日・・関数で計算
- 来店年月・・関数で計算
- 何周目・・関数で計算
- 利用数
ピボットテーブルでは、
これらを縦横自由に組み合わせて、新しい表を作ることができます。
おもむろに画面右側の、
『来店年月』と『合計料金』にチェックをいれると、
こんな表ができあがりました。
チェックボックス下の場所に
- 行・・来店年月
- 値・・合計料金
と表示されているのがポイントで、
行・列・値の箇所を入れ替える事で、
自由に表の項目を増やしたり、
順番を入れ替えたりすることができます。
ピボットテーブルの使い方 フィルターをかけてみる
来店曜日にもチェックをいれるとこんな表ができました。
- 行・・来店年月
- 列・・来店曜日
- 値・・合計料金
現在は全ての年月が表示されているのですが、
例えば2019年9月分だけ表示したいなと思ったら、
『ピボットテーブル』上で、フィルターをかけることもできます。
『行ラベル』の下矢印をクリックして、
『201909』だけチェックを入れた状態にすればOKです。
ピボットテーブルの使い方 カレンダーみたいな表示
と思った時も簡単に表示できます、ピボットテーブルならね。
いくつか項目のチェックをつけて、
- 行・・来店年月、何周目
- 列・・来店曜日
- 値・・合計料金
という並びにすると、
曜日ごと、週ごとの売り上げデータを表示することができます。
フィルターを変えて、
『2019年9月』と『2019年10月』の比較をすることもできます。
ピボットテーブルの使い方をまとめてみて
あらかじめ票をつくっておけば、
自由に項目を追加したり入れ替えたりすることで、
思うような表が簡単につくれるのが『ピボットテーブル』。
独特の動き方なので初めはなかなかとっつきにくかったんですが、
慣れてくると手放せない機能だなと思います。
縦と横で集計することを『クロス集計』と呼んで、
マーケティングなどではしょっちゅう使う機能なので、
ぜひ何度か使ってみて感覚を覚えてもらえたらと思います。
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